バスケットボールを上達させる一番の近道は、ドリブルのスキルを向上させることです。ドリブルスキルの練習の際には、まず鼻はつま先よりも後部にあり(顔が前に出すぎない)、前傾姿勢にならないよう、腰は落とした中心的な体勢をとることから始めましょう。

ボールを扱う際には、バランスが重要です。体の周りでボールを動かしている間は、体を静止させてポーズを保つようにします。

ボールを持っているときは、足の横に向かって力強くドリブルしますが、バウンドは膝と腰の間の高さを維持するようにしてください。この最適の姿勢でドリブルした場合、ボールがシューティングポケットに近づくので、より効率的にシュートを打つことができるようになります。 ドリブルの打ち付けの一つ一つをよりパワフルにするほど、ボールのコントロールがしやすくなります。

自分の弱点を見極め、それを改善する努力をする。プレイヤーとして成長するためには、自分の欠点の改善に専念することが欠かせません。

例えばフリースローラインが苦手な人は、成功率を高めるためにフリースローの練習時間を増やしましょう。利き手でない方の手でドリブルをすることは簡単にできますか?そうでない場合は、ボールさばきを改良するために利き手でない手でのドリブルを練習しましょう。

ゲームのすべての面において優れたプレイヤーになるためには、自分の欠点を認識し、それを解消していきましょう。

試合のスピードに合わせた練習をする。ドリブルやシュートの練習を一人でしているときは、どんな選手でもしっかりとしたフォームを保つことができます。しかしピンチに満ちあふれ、観客の歓声が響く試合中には、そのようなフォームを保つことが難しい場合もあります。 

日頃の練習ではうまくできるのに、実際の試合ではドリブルもシュートも下手になる場合は、試合の展開の速さに合わせて練習をしていない可能性が高いと言えます。一人でバスケットボールの練習をするときは、試合のテンポをシュミレーションするため、相手チームのディフェンスが自分についているところを想像してみましょう。

身体のスタミナを高める。バスケットボール選手が試合中にコートを走り続けるためには、高い「持久力」が必要になります。バスケの基本的なスキルが身についていても、5分後には息が切れてついていけないようでは、チームの役には立ちません。

コート上での持久力を高めるためには、軽いランニングやジムで筋トレ、またはウィンド・スプリントなどを日常的に行ってください。このような持久力を高めるトレーニングを日常的に行うことで、試合中のコート上でのスタミナを向上させることができます。

下半身を活用したショット技術を鍛える。ショットを成功させるためには、しっかりとした力学が不可欠です。ショットの基礎を学ぶには、身体のあらゆる構成要素が一体となって機能させなければいけません。よいショットはすべて、足から始まるのです。

最初はリム(ゴール)に向かって四角く構えることから始め、つま先を同じ方向に向けます。そこから練習を重ねて、自分の体にとって最も自然な姿勢にしていきます。 体の力や安定性は足が要となるので、足のアーチ床に押しつけるようにして下半身に負荷をかけます。床の足からお尻に向かって力やエネルギーが流れるように意識してみてください。